尿が出ない!出づらい!血が混じっている! 早期診断で重症化を回避

適切な検査で原因を特定!迅速な診断で重症化する前に治療しよう!

尿のトラブルは比較的目にする機会の多い病気ですが、実はその原因はさまざま。

最も代表的な膀胱炎や膀胱結石からわかりづらい尿管・尿道の結石や腫瘍までいろいろとあります。

当院では尿検査に画像診断のためのレントゲン検査や超音波検査を軸として診断を進めています。

おしっこの病気はそれこそ命に関わることもありますから、見逃しのないよう正確な診断の後にと適切な方針をご提示し、ご家族に合った治療を選択するようにしています。

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尿検査と画像診断(レントゲン検査・超音波検査)を軸に検査を実施 診断のために負担の少ない検査から必要最低限をチョイス

泌尿器系のトラブルで多いのは臓器に関わらず結石症と腫瘍になります。もちろん全身状態が悪化している際(ぐったりしていて尿が全く生成されていなさそうなど)には血液検査も必要となりますが、基本的には尿検査と画像診断(レントゲン検査・超音波検査)で確定診断まで進めていける場合がほとんどです。そしてこれらの検査は、多くのわんちゃんで鎮静や麻酔などの身体に負担をかけるような処置が不要なことも大きなメリットだと考えています。デメリットとしては、腎臓の機能を知ることができない(血液検査などが必要)ことと、尿管(腎臓と膀胱を繋ぐ管)と尿道(膀胱から体外へと尿を排泄するための通り道)については完全に評価しきれないことです。尿管・尿道の正確な評価には麻酔下でのCTスキャンが有用ですので、軸となる検査で確定診断まで至らない際にはご相談させていただいています。

  • 尿検査;感染症や結石、腫瘍の診断

    尿検査は簡便にできる検査にも関わらず、非常に多くの情報を取ることができ診断には欠かせないものです。また、感染症や結石症では再発の有無を評価するために定期的な検査を推奨しています。

    慣れればご自宅での採尿が可能ですので、病気を見逃さず健康的な生活を送らせてあげましょう。

  • レントゲン検査;結石評価に必要不可欠

    レントゲン検査は主に結石症が疑われた際に実施します。多くの結石症では結石がレントゲンに写ります(写らない種類の結石もあります)ので、腎臓・尿管・膀胱・尿道のどこに結石があるのか、その数やサイズなどを診断するために必要です。

    他にはがんが疑われた際の肺転移のチェックにも有用な検査です。

  • 超音波検査;内部構造の細かな把握

    超音波検査は泌尿器診療をする上で最も頼りにしている検査です。無症状のうちでも構造の異常を知ることができ、さまざまな病気の早期発見に役立ちますし、レントゲンに写らないような結石も評価可能です。

    尿検査やレントゲン検査と合わせて早期診断や確定診断に有用であり、さらには定期健診でも大きな力になる検査です。

動物たちとご家族が永く幸せに暮らせるよう、

できる限り尽力していきます。

土日診療対応、セカンドオピニオンと夜間救急も臨時受付けます。外出な困難な方は往診にお伺いすることも可能です。


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