ねこちゃんの慢性腎臓病のABC
ねこちゃんと一緒に暮らすうえで避けることのできない病気のひとつが慢性腎臓病
今回はそんな慢性腎臓病についてのお話です
ねこちゃんの慢性腎臓病のABC
ねこちゃんと一緒に暮らすうえで避けることのできない病気のひとつが慢性腎臓病
今回はそんな慢性腎臓病についてのお話です
ねこちゃんの慢性腎臓病のABC
ねこちゃんと一緒に暮らすうえで避けることのできない病気のひとつが慢性腎臓病
今回はそんな慢性腎臓病についてのお話です
ねこちゃんの慢性腎臓病のABC
ねこちゃんと一緒に暮らすうえで避けることのできない病気のひとつが慢性腎臓病
今回はそんな慢性腎臓病についてのお話です
ねこちゃんと永く暮らすうえで避けられない病気のひとつが慢性腎臓病です。原因はさまざまで、結石症や感染などの影響も示唆されていますが、多くは原因の特定できないまま、加齢にともなって見つかることが多い病気です。初期症状としては尿量の増加や間欠的な嘔吐、体重減少などがありますが、慢性腎臓病の診断基準の中には「明らかな症状が認められない」という内容の文言もありますので、「無症状≠慢性腎臓病でない」ということをしっかりと覚えておく必要があります。今回はそんな慢性腎臓病の診断と治療についてお話ししようと思います。
慢性腎臓病と診断するためには・・・
無症状のまま進行することもある慢性腎臓病。そんな慢性腎臓病が早期診断される最も多い状況は健康診断になります。CHECK!
POINT01
ねこちゃんの慢性腎臓病の早期治療で最も重要なものがこの食餌療法となります。ねこちゃんの腎臓病ではタンパク質やリンの制限によって大幅な生存期間の延長が得られることが知られており、それは食餌変更しなかった子と比べると2-3倍とも言われています。
早めの食餌療法を勧める理由は他にもあります。慢性腎臓病では食べムラや食欲低下が起こることが一般的ですが、実は慢性腎臓病の療法食はあまり嗜好性が高くありません。食欲が落ちてからでは療法食を食べてくれないことが多いのです。
慢性腎臓病の療法食は複数のメーカーから出ており、どれを好むかはその子その子によって異なります。食欲が維持できているときから各メーカーの療法食を試し、一番気に入ってくれた食餌へと変更するようにしてくださいね。
POINT02
ねこちゃんの慢性腎臓病でもうひとつの重要な治療が内服治療です。慢性腎臓病のねこちゃんの中には全身的な、もしくは腎臓における高血圧が存在している子が多く存在します。高血圧は一時的に腎臓の機能を上昇させますが、長期的には腎臓の傷むスピードを速めてしまいます。内服治療では腎臓高血圧を緩和させ、腎臓の機能低下ができる限りゆっくり進むようにする効果が期待できます。
ねこちゃんの慢性腎臓病のための内服薬にはいくつかの種類があり、それぞれの効果は十分に比較されてはおらず、獣医師の意見もさまざまです。そのため、動物病院によって勧められる薬が異なるかもしれません。当院では各薬剤の特徴や学術的な報告、タンパク尿の程度などを参考にして、どの薬剤をご希望されるかご家族と相談させていただいております。お薬の詳細が気になっているという方がいらっしゃいましたらいつでも当院までお問い合わせくださいね。
POINT03
ねこちゃんの慢性腎臓病が進行すると脱水状態や尿毒症へと進行します。そのようなねこちゃんでは通院もしくはご自宅で皮下点滴を実施してあげることで病状を緩和してあげることが可能です。初期から実施される獣医師もいますが、初期の皮下点滴がどこまで慢性腎臓病のコントロールに有用であるかはまだ十分に評価されていないため、当院では脱水状態や食欲の低下が見られ始めたところから皮下点滴をお勧めするようにしています。
また慢性腎臓病では急性増悪によって急激に体調が崩れることがあります。そのようなときは一時的に入院下で静脈点滴を実施してあげる必要があります。
動物たちとご家族が永く幸せに暮らせるよう、
できる限り尽力していきます。
土日診療対応、セカンドオピニオンと夜間救急も臨時受付けます。外出な困難な方は往診にお伺いすることも可能です。
お急ぎの場合は電話窓口まで、
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