よく見る症状だからこそ知っておきたい嘔吐のいろは その嘔吐、様子見てても大丈夫??
わんちゃんと暮らしていて最も目にすることの多い消化器症状のひとつである嘔吐。
嘔吐にはさまざまな原因があり、様子を見ても大丈夫なものもあれば怖い病気が潜んでいるものもあります。
今回はそんな嘔吐について解説します。
嘔吐の頻度と重症度から病院を受診するタイミングを見極めましょう!
CHECK!
胃腸のトラブルとは限らない?!
嘔吐の原因あれこれ
嘔吐はさまざまな原因で引き起こされることが知られています。
どんな嘔吐が危険なのかを知っておくようにしましょう!
-
POINT01
胃腸のトラブルからくる嘔吐
すでにみなさんご存じのように嘔吐で最も多いのは消化管のトラブルです。単純な胃炎や空腹などが原因で吐いてしまう子もいますが、注意すべきは若い子の異物と年齢を重ねた子の腫瘍(がん)だと考えています。両方とも初期症状は単純な嘔吐ですが、徐々に症状が悪化したり何度も繰り返したり、最終的には全身状態が悪化することも少なくありません。
気が付いたら病気が進行していた、進行を見逃していた、ということを少なくするために、当院ではルーチンな腹部の超音波検査を実施して、これらの病気の早期発見に努めています。超音波検査は負担の少ない検査ですから、ぜひとも積極的にご検討くださいね。
-
POINT02
胃腸以外のトラブルからくる嘔吐
「吐く」という行為自体は胃の中のものが食道を逆流して口からもどしてしまうことで間違いありませんが、その原因には必ずしも胃腸のトラブルでない病気もあります。
代表的なものでは腎臓病で、急性の腎障害でも慢性の腎臓病でも大なり小なりの嘔吐がみられることは少なくありません。また、肝臓の腫瘍により胃腸の動きが制限されたり、果ては脾臓の腫瘍や脳の病気などによっても吐きもどすことがあります。
症状が強い、長引いている、対症療法への反応が悪い、全身状態が悪化している。このようなときは早めに病院を受診し、細かい検査のご相談をするようにしてくださいね。
-
POINT03
主治医さんとのコミュニケーション
ここまでお話しさせていただいたように、嘔吐はいろいろな病気によって引き起こされます。どこまで検査するかはヒストリー(年齢や犬種、既往歴などです)や症状の強さ、全身状態によって決めるようにしています。ながく診させていただいる子であるほど、その子の変化や異常を捉えやすくなるものです。そのため、ご家族の方から聞くお話も非常に大切です。
爪切りや肛門腺しぼり、それこそお散歩の途中でおやつをひとつもらいに行くだけでもいいので、普段からかかりつけ医さんとよくコミュニケーションを取るようにして、ささいなことでも話せるような関係になれるよう心がけていますので、いつでもお気軽にご相談くださいね。
動物たちとご家族が永く幸せに暮らせるよう、
できる限り尽力していきます。
土日診療対応、セカンドオピニオンと夜間救急も臨時受付けます。外出な困難な方は往診にお伺いすることも可能です。
お気軽にお電話でご連絡ください
日曜日9:00~12:00
Access
ヴィオラ動物病院
住所 | 〒521-1341 滋賀県近江八幡市安土町上豊浦988-1 Google MAPで確認する |
---|---|
電話番号 |
0748-36-1547 |
FAX番号 | 0748-36-1547 |
営業時間 | 9:00~17:00 日曜日9:00~12:00 |
定休日 | 水曜日,祝日 |
お問い合わせ
Contact
ご入力の上、次へボタンをクリックしてください。
犬の去勢手術なら近江八幡市のヴィオラ動物病院
わんちゃんの初めての麻酔・手術はヴィオラ動物病院にお任せください
犬の去勢手術なら近江八幡市のヴィオラ動物病院
わんちゃんの初めての麻酔・手術はヴィオラ動物病院にお任せください