内科に強い獣医が教えるねこちゃんの嘔吐
;自宅でのケアから病院受診まで
ねこちゃんの嘔吐に対する自宅での対処法から病院を受診するポイントまでわかりやすく解説します
内科に強い獣医が教えるねこちゃんの嘔吐
;自宅でのケアから病院受診まで
ねこちゃんの嘔吐に対する自宅での対処法から病院を受診するポイントまでわかりやすく解説します
内科に強い獣医が教えるねこちゃんの嘔吐
;自宅でのケアから病院受診まで
ねこちゃんの嘔吐に対する自宅での対処法から病院を受診するポイントまでわかりやすく解説します
内科に強い獣医が教えるねこちゃんの嘔吐
;自宅でのケアから病院受診まで
ねこちゃんの嘔吐に対する自宅での対処法から病院を受診するポイントまでわかりやすく解説します
「ねこは吐く動物」。よく聞くフレーズですが本当にねこちゃんの嘔吐はあまり気にしなくても大丈夫なのでしょうか?
今までに10匹近い保護猫ちゃんを引き取ってきた自称猫好き獣医が、二次診療の経験を踏まえてねこちゃんの嘔吐についてわかりやすく解説します。
CHECK!
POINT01
嘔吐で病院にくるねこちゃんの多くは何かしらかの問題があることがほとんどですので正確に知ることは困難ですが、おそらくは食後にドライフードが胃で膨らんでもどしてしまう(胃もたれみたいなものでしょうか)ことだと思います。吐いた後もケロッとしていてまた元気や食欲に影響がないようであれば、そのままご様子を見ていただいて大丈夫なことがほとんどです。少し手間にはなりますが、少量頻回で食餌をあげるようにするとこのような嘔吐の頻度を減らせることも多いので、ぜひお試しくださいね。
POINT02
ねこちゃんの嘔吐で動物病院に行ったほうが良いのはどのようなときでしょうか?最初の判断基準はその嘔吐の「頻度」です。
受診の必要がない嘔吐のほとんどは1-2回、多くても1日に3回吐くことは少ないように思います。特に、ご飯を食べたら必ず吐く、ご飯を食べていないのに液体をもどしてしまう、お水を大量に飲んでそれを全てもどしてしまった、などの症状には注意が必要です。かなり強い吐き気があるときの症状ですので、動物病院に行くことを検討しましょう。
また、ここ1ヶ月ほど毎日吐く、のような長期わたって続く嘔吐にも注意が必要です。何かしらの慢性疾患が潜んでいることがありますので、早めの受診をご検討ください。
POINT03
もうひとつの受診の判断基準は嘔吐の「重症度」になります。厳密には頻度も重症度に含まれるのですが、今回は特に全身状態への影響を指して「重症度」と言わせていただいています。
吐いた後から元気や食欲がなくなるのは非常に心配なことです。実はその嘔吐のうらに怖い病気が潜んでいるのかもしれません。例えば異物(特にひも状異物は診断が難しいので重症化することの多い異物です)、慢性的な腸炎や膵炎、お腹のなかの腫瘍などなど。さまざまなことが原因で嘔吐は引き起こされます。
さらにねこちゃんはご飯を食べないことで肝臓に負担がかかりやすい(肝リピドーシス)ことが知られています。二次診療で診ているときも原因不明の慢性的な食欲不振で肝リピドーシスを診断したことは少なくありません。全身状態の悪化がある場合には、「もう1日様子を見てみるか」ではなく早めに当院までご連絡くださいね。
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