わんちゃんの皮膚炎;診断と治療
皮膚トラブルはご家族が一番気づきやすい病気のひとつです。
今回はそんな皮膚の問題について、飼い主が知っておくべき最低限の知識についてお話ししようと思います。
わんちゃんの皮膚炎;診断と治療
皮膚トラブルはご家族が一番気づきやすい病気のひとつです。
今回はそんな皮膚の問題について、飼い主が知っておくべき最低限の知識についてお話ししようと思います。
わんちゃんの皮膚炎;診断と治療
皮膚トラブルはご家族が一番気づきやすい病気のひとつです。
今回はそんな皮膚の問題について、飼い主が知っておくべき最低限の知識についてお話ししようと思います。
わんちゃんの皮膚炎;診断と治療
皮膚トラブルはご家族が一番気づきやすい病気のひとつです。
今回はそんな皮膚の問題について、飼い主が知っておくべき最低限の知識についてお話ししようと思います。
すでに書かせていただいた通り、皮膚のトラブルはご家族が最も気づきやすい病気のひとつです。その皮膚にはさまざまな変化が起こり、それが複数みられることも少なくありません。多くの皮膚病は完治可能ではありますが、中には完治が難しいものもあれば再発を繰り返すようなものもあります。皮膚病をしっかりと診断して治療方針を組み立てることはもちろん獣医師の仕事となりますが、その治療の中にはご家族のお手伝いなしでは成り立たないものも少なくありません。
今回はそんな多様な皮膚病について、ご家族が知っておくべき最低限の知識についてお話ししたいと思います。
About us
皮膚の感染症は細菌の感染、カビ・酵母などの真菌の感染、ノミ・ダニなどの外部寄生虫の感染が大多数を占めます。ノミ・ダニなどの外部寄生虫はご家族の皮膚トラブルにも繋がることが少なくありませんので、暖かい時期は必ず月一の予防薬の投与を実施するようにしましょう。細菌や真菌の感染の多くは皮膚の表層で生じますので、抗菌薬・抗真菌薬を投与しても良いのですが、皮膚の表層の感染についてはシャンプー療法が最も効果的で副作用も少ないと考えています。病状の強い子は病院でしっかりとした薬浴をすることもありますが、基本的にはその子に合うシャンプーを処方してご自宅でのシャンプーが必要となります。
免疫が関わる皮膚病は多数存在しますが、その中でも代表的なものがアレルギーやアトピーです。アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)は数多くあり、それは外部寄生虫であるノミ・ダニから樹木の花粉やハウスダストから食べ物までさまざまです。完全に原因を確定することは困難ですが、アレルギー検査(IgE検査やリンパ球反応検査)を実施することによって絞り込むことができ、その結果によってアレルゲンを避けるよう治療していきます。食物アレルギーが原因として疑われる場合は療法食への変更が必要となることもあります。
CHECK!
皮膚病の治療は自宅でのケアがポイント!
POINT01
当院で最も重要視しているものがこのシャンプー療法です。シャンプー療法は感染症はもちろん、アレルギー性の皮膚病でも大きな役割を担います。シャンプー療法には抗菌効果だけでなく皮膚のバリア機能の補完など皮膚の健康を維持する効果もあります。そもそも皮膚トラブルを抱える子たちは元々皮膚がデリケートであったり犬種の特徴として皮膚のバリア機能が低かったりすることが多いため、皮膚トラブルが治まった後でも継続的なケアが必要になることがほとんどで、そのためにシャンプー療法が欠かせないのです。
さらにもう一点重要なことがシャンプーのやり方と保湿です。一言にシャンプーと言っても、最大限の効果を得るためには適切なシャンプーのやり方があります。シャンプーをしていても良くならない子の中にはやり方を間違っている子も少なくありません。正しいシャンプー療法で健康な皮膚を維持したい方はいつでも当院までご連絡くださいね。
POINT02
食物アレルギーの疑いがある子ではアレルギー専用の療法食を給餌する必要があります。アレルギーによる皮膚病が疑われる場合、まずアレルギー検査を実施してどのような物質が症状を引き起こしている可能性が高いのかを判断します。そこで食物アレルギーが疑われた際には、特定の療法食のみを一定期間給餌して症状の変化をみる除去食試験を実施し、該当する食物が症状の原因かどうかの判定を行います。複数種類の除去食を試すこともあるため費用も時間もかかりますが、その子に合う療法食が決まれば皮膚病のコントロールが進む大事の治療です。
POINT03
投薬治療として最も一般的なものは月1回行う外部寄生虫の予防薬でしょう。日本でもかなり浸透しているため多くの方が実施していることと思います。皮膚病の原因としてだけでなく、ヒトへと病気を伝播することもありますので必ず必要な期間は定期的な予防薬の投与を行うようにしましょう。
皮膚のやや深部に感染症が認められる場合には抗菌薬が必要になることがあります。しかし、安直な抗菌薬の投与は世界的にも耐性菌の増加が問題視されており推奨されません。これは動物においても同様なことが言えるため、必要な量を必要な期間だけ投与することや途中で勝手に止めないこと、飲んだり飲まなかったりしないことなどが必要です。これは他の薬剤についても言えることですので、処方されたお薬はきちんと指示通りに投薬し、投薬終了時には間隔を空けずに再診を受けるようにお心がけくださいね。
動物たちとご家族が永く幸せに暮らせるよう、
できる限り尽力していきます。
土日診療対応、セカンドオピニオンと夜間救急も臨時受付けます。外出な困難な方は往診にお伺いすることも可能です。
お気軽にお電話でご連絡ください
お急ぎの場合は電話窓口まで、
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